山田顕義書

 

分類:書幅

時代:不詳

(由来など)父が昭和に入ってデンキ店の商売をしていた時に山田さんよりお礼として、いただいたとの事です。

「進退地を撰ばず身を掬って日に任せ辛酸交友の日守墨独り虚心 詠物雑詩之一」
 山田顕義は弘化元年(1844)長州藩士の長男として生まれる。号を空斎と称した。松下村塾門下生。御楯組の結成に参加し、大田・絵堂戦では司令として戦う。四境戦争・戊辰戦争などで功をあげた。維新後岩倉使節団に参加し、欧米を視察。陸軍中将・司法大臣などを歴任した。書を長三州に学び、多くの漢詩を残した。明治25年(1892)没。
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